ガラケー

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2007年にAppleiPhoneを発売開始してから
スマートフォン市場が一気に拡大し
いまや数えきれないほどのアプリが世に出回っている。

 

スマートフォンの販売台数が増えるとともに
縮小してきた従来のガラパゴスケータイ、略してガラケーであるが

ここ1、2年では
販売数量の割合は25%で横ばいであったという
データが発表された。

 

これは
今の世の中の雰囲気とは
逆行する傾向が現れており
非常に面白いデータだ。

 

実際のガラケー利用者の
スマートフォンにしない大きな理由は

ガラケーでも十分機能を果たしているから

この意見には、確かに納得できる。

 

ネットを使うのであれば
他のデバイスで十分ですし

ネットを使わない人であれば
通話とメールができればいいだろう。

 

今回のこの横ばいの結果は
今後どう変化していくのか。

 

私個人の意見としては
今後

ガラケー市場が伸びる可能性も十分にあるのではないか
と考えている。

 

複雑化してしまったので
逆にシンプルなものを求めるニーズが
増えていく。

 

掃除機のダイソンもその一例だろう。

 

そう考えると
確かに今の時代は
スマホ市場は大きく拡大しており
ビジネスとしても
そこを狙っていくのが定法だろうが

今の顧客の顕在的なニーズではなく
未来の潜在的なニーズを考えれば
ガラケー市場に参入するのも悪くはないのではないでしょうか。


最近は
モノが溢れてきて
それをどう集約するのか。
管理しやすくするのか。
それぞれの人に合ったものを提供するにはどうすればよいか。
という流れがある。

 

しかし

人々のニーズはそんなところでは無く

今回のガラケーや掃除機のダイソンのように
よりシンプルなものの方が
これからの時代にマッチしていく。
そういう流れも来そうだ。

 

今後は恐らく次の3つのタイプ

 

 ①集約型

 ②趣向型

 ③シンプル型

 

のようなビジネスモデルが展開されていくのではないか。

 

自分的には

シンプルが一番いいかなー。