ホリエモン×小沢一郎

 

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これは、「僕」の立場から書いたブログです。

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GWの5月4日。

秋葉原にあるパセラリゾートで

あるイベントが行われました。

 

3月27日に仮出所した堀江貴文さん(通称ホリエモン)と

生活の党・党首の小沢一郎さんの初対談です。

 

 

ustreamでいつでもみれるので、興味があれば是非)

http://www.ustream.tv/recorded/32331247

 

 

 

ニコ生でも放送されていましたが

実際に会って、話を聞きたいと思い

抽選に当たったので行ってきました。

 

記者の方々が名刺交換をしている。

僕も名刺作ろうかと思いました←

 

 

 

会場あついなぁと思っていると

 

主役の二人

ホリエモン小沢一郎が登場し

続いて、二人と友好のある茂木健一郎さんが司会として

会場へ入ってきました。

 

 

 

久しぶりの有名人だったので、少し興奮したw

 

 

さて、この対談のタイトルは

日本改造計画2013」

 

 

 

現代の政治・経済について語っていました。

僕が感じた主な話題は

 

 

「日本の政治」

憲法改正

「国際問題」

「日本人の意識」

 

 

「日本の政治」

 

小沢さん

「日本は官僚支配だ。すべてそこに落ち着く。

何をするにも役人がついてくる。役人にとって不利になるようなことをやった政治家は選挙に勝てない。

だからといって、官僚がいらないと言っているわけではない。官僚は官僚の、政治家は政治家の仕事をすればよいだけ。」

 

ごもっとも。

国民から選ばれたわけではない官僚が実際に政治に対して

そんなに影響力を持っているなら、本当の「民主主義」とはなんなのかわからない。

 

 

確かに規制緩和が進まない。

何故か。

では規制緩和したら、困るのは誰でしょうか。

仕事が減るのは誰か。

官僚です。

そういうところがあるんじゃないかと僕は思っています。

 

 

 

憲法改正

 

小沢さん

憲法改正は必要。しかし、憲法改正の手続きの96条の改正はちょっと違う。何がしたいのかわからない。」

 

第96条

この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。

 

第9条

 

  1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
  2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 

 

まぁあきらか2項は違憲だよねww

誰がみてもww

解釈でどうにかなるものではないと思う。

てかそもそも解釈憲法の意義もよくわからんwww

憲法改正に税金つかうのは無駄とかいう声もあるが

日本国の基本法となる憲法を改正することは必要だと僕は思う。

慎重な議論をすること前提だけど。

 

橋本徹さんがtwitterでも言っていたが

憲法改正する前に、予備的な国民投票をするのもありだと思う。

やっぱり何回も連続して国民投票するのは難しいだろうから。

 

「国際問題」

 

ホリエモン

北方領土尖閣諸島などの領土問題は長引かせ過ぎ。困っている人たちがいるんだから早く決めるべき。高齢者が死ぬのを待っているとさえ思える。」

 

 

それに対して

小沢さん

「実は幹事長時代に、ゴルバチョフ氏との話し合いで北方領土を買うって話があった。

まぁそんなに高くないし、いいか。って感じでロシア行ったんだけど

うやむやにされた。」

 

これは公表されてなかったんですかね?

 

 

続いて

北朝鮮との関係をよくするには。

 

ホリエモン

「お金を援助して、日本に依存させる。

現在中国がそれをやっているが、それ以上の支援をしてあげる。

そしたら、日本に危害を加えることはなくなるだろう。」

 

 

ホリエモンらしい斬新な考えだ。

この考え方は、長期的にみればありなのかなぁとも思った。

 

 

一方

小沢さん

「待ってれば、ああいう国は潰れる。

ただ、中国とのつながりが大きすぎる。

だからまず対等してきている中国をまずどうにかしないといけない。」

 

中国とは尖閣諸島の問題もあって大変だからねえ。

色々な問題が絡み合っていて難しい。

なんとか慎重にやってほしいものです。

 

 

「日本人の意識」

 

ここが最も重要だと思いました。

 

ホリエモン
「嫌なことにも口をつっこむべき。

そして小さな声でもあげ続けるべき。

政治家でも官僚でも何でも相手に対して

ただ、あいつむかつく。バカだ。などのただ足を引っ張るような文句を言うのではなく

一人一人がポジティブで建設的な意見を発信することが大切。

(実体験として、刑務所が寒いとメルマガ等で訴えたら毛布、暖房がついた!!)

しつこく言っていけばみんな聞いてくれるものだ。

そして、官僚はそもそも国民の声に敏感。

そういう世論が広まれば、変わっていくもの。」

 

その通りだ。

これは日本人に限らず

社会に生きる人間としてやらなければならないことだ。

行動を起こさなければ、意見を言わなければ、

何も始まらない。

 

 

先日、東工大の教授である池上彰先生の読書会でも同じような話題になった。

その時に池上先生がオススメしていた著書「採用基準」(伊賀泰代[著]ダイヤモンド社)の中でも同じようなことが書いてあります。

 

「バリューを出す」

 

バリューとは付加価値。

つまり「バリューを出す」とは「付加価値を生み出す」ということ。

この表現は

世界最大のコンサル会社とも言われるマッキンゼー

毎日のように使われている表現だそうです。

 

「会議で発言ゼロの人はバリューゼロ」

 

つまり、どんな会議であれ

発言しなければ、その人はいてもいなくても同じだ

ということです。

 

こういう考え方をしている日本人(特に若者)が現在どれだけいるでしょうか。

自分を含め、ほとんどいないのではないでしょうか。

 

 

 

そういった日本人の根本的な意識改革はやはり

初等教育の段階からやらなければいけないと思います。

 

現在、自民党は教育改革を公約としているので

そこらへんを期待したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜対談の中で出て来た単語(コピぺ)〜

 

ステークホルダー

企業・行政・NPO等の利害と行動に直接・間接的な利害関係を有する者を指す。 また、日本語では利害関係者という。具体的には、消費者(顧客)、従業員、株主、債権者、仕入先、得意先、地域社会、行政機関など。

 

内部留保

 

企業経済活動を通して獲得した利益のうち、企業内部へ保留され蓄積された部分のことである。社内留保社内分配とも呼ばれることもある。

 

既得権益

ある社会的集団が歴史的経緯により維持している権利と、それに伴う利益のこと。